2020-01-01から1年間の記事一覧
コロナ自粛が叫ばれる今、菅首相が銀座の高級ステーキ店で一人5万円のステーキ料理を有名人7・8人と会食した、ということが話題になっているというか、批判されたりしているようです。 そりゃあまあ、バカなやつらだ、という感想は僕だって抱きますよ。 …
総理大臣が変わっても、この国の政府のコロナ対策は、いぜんとして迷走を続けているみたいです。 まあ民衆の態度だって、僕自身も含めて「なんだかなあ」という感じで、いまいちはっきりしない。日本人のダメなところが一挙に噴き出している、ということでし…
現在のこの社会にはなぜフェイクニュースがはびこるか、という問題は、どのようにして克服してゆけばいいのでしょうか。 人間は「嘘」が好きな生きものです。 彼らは、きちんとファクトチェックされても、全然へこたれない。 なんだか、神は存在するかどうか…
コロナ第三波の到来、やばそうですね。 寒くなってきたのだからとうぜんで、この先どうなってゆくのでしょうか。 僕のようなみすぼらしいジジイは、もし罹ったらもう死ぬことを覚悟するしかありません。 おまえみたいな役立たずの年寄りの命なんか何の値打ち…
われわれ団塊世代のように戦後の右肩上がりの時代をそのままリアルタイムで体験してきた世代にとっては、この二~三十年のこの国の停滞ぶりというのは、どうなってしまったのだろうと思うばかりです。 世の中の景気が悪くなってしまったということ以上に、人…
アメリカの大統領選のことをちょっと書いてみます。 この国のネット社会では、バイデン陣営が不正選挙をしているという話がものすごく盛り上がっているようです。 おかしな現象です。 アメリカではトランプ陣営が騒いでいるだけで、ほとんどのマスコミは無視…
ネトウヨは、すぐ金の話を持ち出す。 日本学術会議はわれわれの血税10億円を不正に使っているとかなんとか。 でも、起源としての税は、見返りなんか求めない純粋な「捧げもの」であったのです。その始まりは死者を埋葬するときの副葬品だったわけで、そこ…
内閣による日本学術会議への人事介入に抗議して、菅野完という作家が官邸前でハンストをしています。 菅内閣のこの暴挙は、平たくいえば学問の自由に対する冒涜ということになるのでしょうが、欧米のメディアなどもそろって、人類の英知に対する挑戦だという…
菅内閣が,今までの慣習を破って、日本学術会議が推薦した新メンバー100人くらいのうちの、特定の6人の任命承認を拒否した、ということが話題になっています。 これは、天皇が内閣総理大臣の任命承認をするという慣習の手続きを拒否するのと同じことでし…
安倍総理がやめて、今度は菅総理になるらしい。 この先の世の中はいったいどのようになってゆくのでしょうね。 いずれにせよ僕にとっての不愉快な政治状況はまだまだ続くらしい。いや、もっとひどくなるのでしょうか。 あの人は、他人を信じていない。他人を…
人とかかわりたい気持ちはないわけではないが、世の中の政治経済の話をするのはめんどくさい、という気持ちがあります。 そしてこれは、平均的な日本人の心模様ではないかと思えます。 でも、こうやってブログを書いたりユーチューブを見たりしながらネット…
れいわ新選組が、ネット界隈で変な騒動を巻き起こしました。 発端は大西つねきという人の「命の選別」発言で、「政治の仕事は命の選別をする責務を負っていて、老いた人から順番に死んでいってもらわねばならない」というような趣旨でした。 まあ素直に謝っ…
都知事選が終わりました。 もちろん無残な結果でした。 あんなにもいかがわしい人間がのうのうとのさばっているこの社会のしくみというのはほんとになんなのでしょう。 小池百合子がいかがわしいのは小池百合子の勝手だけど、それにうんざりしない現代人の心…
更新が久しぶりになってしまいました。 この数か月、コロナのことしか書いてはいけないような強迫観念がずっと続いていて、だんだん書くのが面倒になってきてしまいました。 僕なんかもう、いつ死んでしまっても文句を言えない身だし、とくにコロナのことを…
1 この国の政府のコロナ対策は、いぜんとして迷走を続けている。民衆の態度だって、僕自身も含めて「なんだかなあ」という感じで、いまいちはっきりしない。日本人のダメなところが一挙に噴き出している、ということだろうか。 自粛のための補償など何もせ…
1 非常事態宣言になってYoutubeを見る人が増えているらしい。このまま続けば配信する側に回る人も増えてくるのだろうか。 僕もこのごろ歴史とか哲学思想の学術系ジャンルをよく見るのだが、読んだ本の解説をしているだけのものが多い。で、売れるか…
1 民衆とは愚か存在である。しかしその「愚かさ」の向こうに、この世でもっとも深く豊かな知性や感性が生成している。 このブログの目的というかモチベーションは、十代のバカギャルから東大教授までを対象に問題提起してゆくことにある。 人類学や日本文化…
1 こんなご時世だからコロナウイルスのことを書かねばという強迫観念は依然として続いているのだけれど、僕に書けることなどたかが知れているから、途方に暮れてしまう。 どうすればいいかとということなどまるでわからないし、これからどんな世の中になる…
1 コロナウイルスのことを考えると、この国の政府・官僚の醜悪さばかり気になってうんざりしてしまう。それでも考えるのが人としてのたしなみだという強迫観念も付きまとうのだが、ひとまずこのブログのテーマである「人間とは何か」とか「日本人とは何か」…
1 ここまで世界のコロナウイルス感染が進めば、われわれ低所得者層の老人はもう、死を覚悟するしかない。最終的には人類の7割が感染し、感染した老人の3割は重篤化して死んでゆく、といわれている。ワクチンができるまでにあと2年かかり、そのあいだにウ…
1 承前 空々しい「緊急事態宣言」なんか出されても、なんのこっちゃ、という話である。 僕はすでに老人だし不健康な生き方をしてきたから、もしもコロナウイルスに感染したら、志村けんのようにあっという間に死んでしまうにちがいない。 それでも、とくに…
1 「感染爆発(オーバー・シュート)」などといっても、この国で完全な「都市封鎖」というのは難しいらしい。 法律的な問題だけでなく、歴史風土としての国民のメンタリティとか社会構造とかの問題もある。 四大文明発祥の地をはじめとする大陸の古代都市は…
1 このブログの現在のテーマは天皇制を中心にした日本文化論であったはずだが、ここにいたってはもう、何かコロナウイルスのこと以外のことを書いてはいけない気になってしまう。しかも、現在の政府や官僚の対応があまりにも愚劣で醜悪で、なんだかありえな…
1 この国のコロナウイルスの感染者の実数は、いったいどれくらいだろうか。国は本気できちんと検査をしていないのだから、まるでわからない。「そのうち終息するだろう」という安易な考えで小手先のごまかしばかりをしているから、人々はよけいに不安になる…
1 歳をとると、「可能性」のことよりも「不可能性」のことを想う。 ここでいう「どこかのだれか」とは、「いつかどこかで会うかもしれない相手」ではなく「永久に出会うことのない相手」のことだ。 どんなに若くて行動範囲や交際範囲が広い人でも、一生でこ…
1 この国の政府場当たり的による場当たり的なコロナウイルス対策のことで、欧米からのさまざまな批判を浴びているらしい。 そりゃあそうだろう、こんなにも愚劣で醜悪な政府や官僚がしていることだもの。彼らはもう、そういう「今だけ金だけ自分だけ」とい…
1 国会における「桜を見る会」の総理大臣の答弁はもはやあきれるほど下品で惨憺たるものだが、そのまわりに群がってやりたい放題に勝手なことをしている人間たちがたくさんいることも、ある意味でさらに不愉快なことだ。 個人的な感想を言わせていただくな…
1 「日本終わってる」……の大合唱が起こりはじめている。 貧富の格差はどんどん進んでゆくし、ヘイトや差別や分断やハラスメントやメンヘラが蔓延していて、こんな国で暮らしてゆくのは地獄だ、と思う人はたくさんいる。 しかしそれでも世界は輝いていて、そ…
1 原始時代のきらきら光る貝殻や石粒の貨幣は、「交換の道具」ではなく、「贈与=捧げもの」の形見だった。 それは、衣食住のものよりももっと大切なものだった。というか、大切さの質が決定的に違っていた。前者は異次元的超越的な存在で、後者は現世的地…
1 承前 貨幣の起源と本質について考えてゆくと、MMTがそれと矛盾していないことがわかる。 ips細胞だって、細胞の起源と本質にかなっているから実現したのだろう。 人間社会の多くの問題は、とりあえず起源のところまでさかのぼって考えてみないと解…