2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ヨーロッパの女のヒステリーは、半端じゃない。その歴史について考えてみたいと思います。 人類が寒い北ヨーロッパに住みついたのが、約五十万年前。ヒステリーの歴史は、そこから始まっているのだろうと思えます。 いちおう古人類学では、ヨーロッパの人類…
西洋では、女性器のことを「ヴァギナ」という。 やまとことばでは「ほと」。 同じものとは思えないくらい音感が違う。 「ほと」とは、不安とか停滞という意味。とらえどころのない不安で世界と向き合っているさまを表現している。「ほとほと困り果てる」とい…
欧米では、言葉の機能と構造じたいが、すでに男という存在の観念や生態に沿うようなかたちになっている。 フェミニストの女たちの異議申し立ては、そうした言葉そのものに対する違和感からも来ているのではないかと思えます。 欧米の言葉は、男言葉です。「…
内田樹氏が言っていることは、この社会のいわば「メインカルチャー」です。だから、多くの人に読まれている。みんな、おおよそ彼のように考えている。 それに対して僕が言ってることは、サブカルチャーあるいはカウンターカルチャーです。表面的には誰もそん…
この世界は男社会だといっても、その男は女から生まれ、女に育てられたのだから、つまるところ男社会は女(=母)がつくったともいえる。 よく働く男や、権力欲の強い男ほどマザコンの傾向がある。 森鴎外も田中角栄も、みんなマザコンだ。 社会に有用な男は…
ちょいと横道にそれてみます。 最新刊の「街場の現代思想」で内田樹氏は、「文化資本」ということについて語っています。 知識とか教養のことです。 こういうものもお金や財産と一緒で、それを生まれながらに身につけている貴族タイプの人と、あとからの努力…
内田氏の論理は、しょせん男根主義です。なにはさておいても「自分とは何者か」ということが気にかかっている人だから、けっきょく男を肯定して女を否定する論理になっている。自分を肯定しようとしているのだから、とうぜん男も肯定してゆく。男というのは…
この世の中には明日死んでしまうかもしれない人がたくさんいるというのに、「ひとりでは生きられないのも芸のうち」という著書の中で内田樹氏は、「あなたなしでは生きてゆけない」というのはこの世で最も純度の高い愛の言葉である、などと薄気味悪いことを…
まったく、「女性の品格」がどうとかと言われているさなかにこんなことを書こうなんて、時代錯誤もいいとこです。 内田樹氏は、フェミニズムの問題を、どうやら女の「自己意識の確立」という問題としてとらえておられるらしい。 女だけでなく、たぶんそれこ…
女は、男を処罰したがっている。男に難癖をつける、それが、女の愛でもある。そんなところにもフェミニズムの一面はあるのではないかと思います。 フェミニズム運動は終わったのではない、定着して一般化し、いまや一部の知的な女だけの主張ではなくなってき…
気まぐれで、今日だけタイトルを変えてみました。 迷惑とは、迷い惑う、ということです。僕は、途方にくれている。みんなは僕のことを、「おまえの内田批判の態度は下品だ」というけど、内田樹氏の書くものを読んで、誰も僕ほどには「そんなくだらないことば…
この世界には「性秩序」というものがある、と内田樹氏はいっています。 「性秩序」なんて、よくわからない言葉です。 男がいて、女がいる。男と女に分けることによって、この世界が成り立っている。とりあえず人間は、そういう関係構造をつくることによって…
自己実現をめざして何が悪い。 自己実現なんてくだらない、と内田樹氏はいう。 脳みその薄っぺらなやつが、何をほざいていやがる。 スポーツ選手がナイスプレーをする。これは、自己実現でしょう。 働くことにだって、ナイスプレーはある。 そういう瞬間は、…
大企業に入れば、労働は「自己実現」であるという青臭い幻想など、あっという間に粉砕されてしまう。だから彼らは、3年もすれば会社をやめてしまうことになる。労働の意義はそんなもんじゃない。「労働の成果を他者と分かち合う」という意識をもてなければ長…
文明=知とは、内田樹氏のいうような、「デジタルな二項対立の擬制」であるのか。 それとも「アナログな連続性」をイメージしてゆくことか。 これは、人間性としての「言葉」とか「所有」の概念とか「共同体」とか「貨幣」とかの起源とも関わる問題のはずで…
何はともあれニートや引きこもりの若者たちの多くはみずからの「穢(けが)れ」を自覚しているが、内田樹氏をはじめ多くの大人たちは穢れを自覚していない。 「穢れ」とは、自分の性格のネガティブな部分のことではない。世界との関係がネガティブになること…
内田樹氏が嫌いというのでもないような気がします。 きっといい人なのでしょう。 しかし僕にとって内田氏を批判することは、「近代」を批判することです。 内田氏の向こうの世界中の人間と戦っているような思いがないわけでもありません。 彼が「文明=知は…
内田樹氏の言う「文明=知は、アナログな連続性をデジタルな二項対立に読み替えることにある」という定義などくだらない。そんなことは猿の考えることであり、それを近代国家や資本主義経済の都合のいいように読み替えたのが近代合理主義なのだ。「強いもの…
文明と二項対立 「女は何を欲望するか?」の中で内田樹氏が自信満々に語っている部分についての感想を付け加えておきます。 「フェミニズム映画論」という章での話です。 「エイリアン・4」の主人公リプリーは、科学者によって生み出された人間とエイリアン…
「女は何を欲望するか?」という近刊の中で内田樹氏は、こう言っています。 「人間が糧とするのは、食物や生理的安息ではない。人間は他者に愛され、承認され、他者の欲望の対象となることを糧として生きるのである」 こういうくだらないことを自慢げに言わ…
現代の家族において、なぜ少子化が進んでいるのか。 女が、子供を産みたがらなくなったからか。 いや、子育てに金がかかり過ぎて、産みたくても産めないからだ、という意見がある。 それに、家族が大きな集団になることを避ける傾向になってきたからだともい…
内田樹氏のブログをひらいてみました。 「言論の自由」のことが解説されていました。 いろいろあげつらって、ようするに「言論の自由」は何を言ってもいいということではない、というのが結論らしい。 僕にとってこういう問題は、直接自分の生活と関係ないか…
このていどの薄っぺらな分析で「どうです、奥が深いでしょう」といばっていやがる。読者はみんな自分のことを尊敬していると決めてかかっていやがる。猿山のボスでもあるまいし。 物事を分析する能力なら誰にも負けないという自信があるのだろうか。 あるの…
現在の日本になぜラブリーな「キャンキャン」ギャルがあふれてきたかということの説明として、内田樹氏は、弱い女がこの社会で生き残るためには「つよい男の庇護下に入る」か、「周囲の男のみんなからちょっとずつ愛される」かのどちらかしかなく、時代は、…
若い娘のファッション雑誌である「キャンキャン」は、個性的というよりもラブリー系のファッション情報が売り物で、ちまたでは今、そういうファッションが主流になりつつあるのだとか。 内田氏は、雑誌の売れ行きにおいて「キャンキャン」のひとり勝ちだとい…
このレポートは、あまりに品性がなさ過ぎるから出すまいと思っていたのだけれど、気が変わりました。 わめき続けることにしました。 どうか、やっつけてください。それでやめます。 なんだか、真珠湾攻撃するばかな日本軍みたいな気分です。 ・・・・・・・…