2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

内田樹という迷惑・醜悪な身体論

このごろ、どうしても内田氏のブログを見てしまいます。それは、内田氏よりも「イカフライ」氏の発言を追跡したいという気持を抑えられないからだが、そうすれば、内田氏の書いている部分もつい見てしまう。 昨日は、山折哲雄氏と対談し、「身体論」では何か…

閑話休題・サッカー観戦の醍醐味って何?

もう一回だけ、サッカーのことを書きます。 サッカーに関しては、僕はまったくミーハーなファンです。 サッカーの本質を語る能力も考える能力もないし、そんなことにこだわるほどのオタクでもない。 僕が柳沢を好きなわけは、日本で走る姿がいちばん美しいフ…

古代から近代合理主義に至る西洋の男社会の歴史のいびつなところは、日本列島の歴史との対比によって浮かび上がるのかもしれない。1万3千年前の氷河期明け以降、海に閉じ込められ孤立していった日本列島の歴史と、人の往来が活発になって戦争なども起きてき…

つまるところ社会の構造は、男と女の関係から生まれてくる。 日本列島と西洋では、そこのところで決定的に違っていた。 氷河期明けの約一万年前以降、西洋では、爆発的に人口が増えた。 一方日本列島では、縄文時代8千年のあいだほとんど増えていない。人口…

内田樹という迷惑・あの人の薄汚いスケベ根性

原始時代からの男と女の関係の歴史について考えたいのに、内田樹氏がリアルタイムで次から次にくだらないことを言ってくるから、癇にさわってつい横道にそれてしまう。 彼がいうには、「歴史主義者」の悪いところは、過去がこうだったのだから未来はこうなる…

西洋の女の歴史と日本列島の女の歴史は、社会の構造と同じだけ違う。 西洋の共同体は、男たちがつくった。だから、男の論理で動いている。 たんなる「群れ」ではなく、法的な制度を持った「共同体」。西洋の「共同体」の歴史は、おそらく農耕牧畜が本格化し…

内田樹という迷惑・武道と、拒絶反応

意識は根源において他者を拒絶している。 拒絶することがこの生のいとなみである。 ここからはじめるしかないと思っています。 内田樹氏の言うような「共生」するというかたちは「結果」であって、根源的な意識は「拒絶反応」としてはたらいている。拒絶する…

閑話休題・日本サッカーにおけるフォワードの芸

サッカーの話です。 先日のスポーツ新聞のコラムで、金子達人という評論家が、日本のフォワードはシュートを打たなすぎる、と言っていました。外国人は、どんどんシュートする。外れてもいいのだ。たくさん打てば、そのうち入る。たくさん打つから、そのうち…

内田樹という迷惑・テキストを読む

内田樹氏は、どうしても「おしゃれな人間」を気取りたいのですね。 だから、文学のセンスなんか何にもないくせに文学通を気取りたがる。文学通を気取るための手練手管はよく心得ているし、じつにまあ勤勉でもある。 「村上春樹にご用心」という村上春樹論の…

「ひとりでは生きられないのも芸のうち」か?39・冠婚葬祭

三流の俗悪なコラムニストが哲学者づらしてのさばっていやがる。 内田樹氏のことをこのように評していた人がいます。 まったく、その通りだと思います。それは、とても悲しいことです。いったいいつからそんな世の中になっちまったのだ、という話です。 そん…

「愛する」なんて、いったいどんな行為なのか、どんな心の動きなのか、よくわかりません。 「ときめく」とか、抱きしめたいほど「いとしい」とか、一緒にいると「たのしい」とか「ほっとする」とか、とても「すてき」だと思うとか、あるいは青い空が「目にし…

人間の体毛はなぜ抜け落ちたのか、ということがよく議論されています。 水の中に住む猿だったったから、陸に上がったときは最初から毛がなかったのだ、という説があります。こんないいかげんな仮説を出されて本気で信じてしまっている人がけっこういるという…

「ひとりでは生きられないのも芸のうち」か?36・カリスマの正体

内田樹氏のブログは、不愉快になるだけだからあまり見ないようにしています。 でも先日のぞいてみたら、コメント欄で「イカフライ」というブロガーが、みごとにやっつけてくれていました。 たぶん内田氏に、このブロガーに再反論する能力はない。しらんぷり…

人間が正常位でセックスをするようになったのはいつごろからだろうか。 たいていの人は、わりと新しいことだと思っている。 それは人間だけがすることだから、知能や文明が発達してからのことだと決めてかかっている。原始人は猿と同じ体位でやっていたと思…

「ひとりでは生きられないのも芸のうち」か?34・もういちど雑感

先日読んだのエロ小説の一節です。年上のお姉さまに誘惑される若者の話です。 __________________________________ ホテルに向かうタクシーの中で、映子はまた肩を抱いてきた。 浩はその白い首筋に顔を寄せ、思い切り息を…

内田樹氏は、「結婚はエンドレスの不快であるが、そんな他者と共生してゆくことにこそ意義がある。共生することは人間性の根源である」と言っています。 だったら彼は、今すぐにでも世界一のブスで根性悪(こんじょわる)の女とだって結婚できるはずです。相…

「ひとりでは生きてゆけないのも芸のうち」か?32・悪人正機説

内田樹氏を批判する人の多くは、社会学的な政策論争みたいなものを仕掛けてゆく。そんなとき第三者は、どっちもどっちだ、と思うしかない。 僕は、社会がどうなればいいのかとか人間はどう生きてゆけばいいのかということなどよくわからない。 人間とは何か…

女の性感帯は、隠された部分にある。 つまり、世界から「疎外」されている部分にある。 女の性器は、身体の構造からいってももっとも外界から遮断されたところにあり、まず太陽の光にあたることはない。そういう疎外感が、性的快感の水源になっている。 腋の…

内田樹氏が結婚の意味だか意義だかを得意になって語っていることに対する感想を、も少し付け加えておきます。 しかし、皮肉なものです。結婚に意味も意義もあるものかという僕が30年ものんべんだらりとそういう関係を続けてきて、意味や意義を深く認識してい…

「ひとりでは生きられないのも芸のうち」か?29・雑感

内田樹ファンの友人から、僕が書くことは内田氏に似ていると言われました。それはとても心外なことで、正直言ってすくなからず傷つきました。 内田氏なんて、ただの知識オタクが観念で言葉をいじくりまわしているだけです。言っちゃなんだけど僕は、ひとりぼ…

僕の知り合いの男の愛人は、まるで教養のない女で、さっぱり話が通じないし、おとなしい女でもあるのだが、スケベな話をするとけっこう乗ってきて、ときにはっとするような気のきいたことも言うのだそうです。 ふだんの暮らしでは何もかもとろいくせに、男に…

「ひとりでは生きられないのも芸のうち」か?27・武道の極意

「ジェンダー・ブラインドネス」・・・・・・女にとって自分は「謎」である、とはどういうことなのか、ということが内田樹氏はよくわかっていない。 内田氏にとっては、女もまた内田氏と同様に自分を解き明かそうとする薄汚いスケベ根性で生きていると思っている。…

英語では「私」のことを「アイ」と言う。 「あ」という発声を音韻的に考えるなら、「あっとおどろく」の「あ」です。この感慨においては、日本人も西洋人も、同じ人間なのだから、そう変わりはないはずです。人は、何かにはっきり気づかされたとき、「あ」と…

ヨーロッパの男たちは、長いあいだ女を怖れて生きてきた。怖れながら女を支配してきた。 おそらく彼らの怖れには、母親のヒステリー気質が影を落としている。彼らは女の性器を見るとき、自分はここから生まれてきたのだと母親を連想する。 「ヴァギナ」とい…

日本人がみずからのアイデンティティを確かめようとするならもっと縄文時代のことを考えるべきであるように、ヨーロッパ人もまた、彼らのアイデンティティの根源がネアンデルタールにあることに気づくべきであろう、と僕は考えています。 ヨーロッパの女のヒ…