2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

内田樹という迷惑・あきはばら10

原始人がはじめて海の魚と山の木の実を交換したとき、彼らは、自分のいちばん大事なものを差し出して、取り立てて欲しくもないものを受け取った。 経済としての「交換」という行為は、そこから始まったのだ。 海の魚を食ったことのない者は、べつにそれを食…

内田樹という迷惑・「外部経済」て何?

「近傍と確からしさ」というハンドルネームの人が、「外部経済」といっていた。 僕は教養がないから、この言葉をはじめて聞いた。 で、「外部経済」てなんだろう、と考えた。 共同体の外部の経済、ということだろうか。 柄谷行人氏は。「利潤は、共同体と共…

内田樹という迷惑・あきはばら9

こういうふうに考え、こういうふうに生きるのが正しい、などということは、誰にもいえない。 なのに内田氏は、自分は正しく考え正しく生きていると吹聴しまくっている。そういう態度を見せられると、ほんとにうんざりする。口先だけで謙虚ぶって思い切り清ら…

内田樹という迷惑・あきはばら8

秋葉原で事件を起こした彼は、携帯サイトでいつも「自分は不細工な嫌われ者だ」と言っていた。 べつに不細工でも嫌われ者でもなかったのに、どうしてそんなことばかり言わずにいられなかったのだろう。 内田氏など、われわれから見れば反吐が出そうなほどグ…

内田樹という迷惑・神の視点

神の視点に立ってものを言うことは、つつしまねばならない・・・・・・そのていどのことは、誰だって言っている。サルトルだって内田樹だって言っている。 しかし人間なんか、どうせすぐそういう視点に立ってしまう生きものだ。 問題は、それをどのように反省でき…

内田樹という迷惑・あきはばら7

彼と「ロリコン・コミック」との関係。 彼は、「女」という存在をどのように見ていたのだろうか。 彼が最初に出会った女は、もちろん母親だ。 その母親は、能力至上主義で、幼いときから厳しく彼をしつけた。 母は、全能の神のように彼の前に立ちはだかって…

内田樹という迷惑・あきはばら6

原始人は、共同体の利益のために戦争という人殺しをはじめたのではない。 あくまで戦って命のやり取りをしたかったからだ。 こんなことは、「命の大切さ」などとほざいている現代人にできることではない。しかし、誰もがどこかしらにそんな衝動を抱えている…

内田樹という迷惑・あきはばら5

人間は、いつごろからなぜ人殺しをするようになったのだろうか。 それは、氷河期明けの一万年前ころからのことだろうといわれています。 そろそろ「共同体」という集団ができ始めたころの話です。 人間は、共同体の利益のために「戦争」をはじめたのではない…

内田樹という迷惑・高度な日本の劇画表現

日本の劇画は、外国に比べてなぜこんなにも高度で多彩で洗練されているのか。 絵がうまいからでは、もちろんない。 絵はむしろ、外国人のほうがうまい。とくに立体感などの表現においては、この国の劇画では、ずいぶん稚拙なものも多い。 それでも、日本の劇…

内田樹という迷惑・あきはばら4

「近傍と確からしさ」というハンドルネームの人からコメントをもらっていらい、自分はなぜ内田批判をこんなにもしつこく続けるのだろう、と考えてきました。 で、あんなあほと一緒にされたくないからだ、と言ってみたのですが、なぜそんな言い方をあえてする…

内田樹という迷惑・あきはばら3

彼は、人を殺したかった。 殺したら、どんなにかせいせいするだろう、と思った。 彼だけじゃない、この世の中には、そう思っている若者がたくさんいる。 だから、模倣犯が後を絶たないのだし、せめて「予告」することだけでもまねしようとしたりする。 実際…

内田樹という迷惑・愛とは検閲することであるのか

男は男らしく、女は女らしく・・・・・・この社会にはそういう「性規範」がある。 そこで内田氏は、「性規範」というのは、フェミニストが問題にするようなそんな単純なものじゃない、「愛」の問題や社会秩序の維持のためやら、もっと深く広い意味があるのだ、と言…

内田樹という迷惑・あきはばら2

秋葉原の事件のことは、どうしても気にかかります。 いろんな側面があると思う。 ただ、格差とか雇用というような社会問題だけではすまない。 彼は、社会に復讐しようとしたというより、「人間」に復讐しようとしたのではないだろうか。 このまえ都知事が、…

男をセックスの問題に引きずり込むこと、それが、「スカートの下の劇場」という本を書いた上野千鶴子氏がとったフェミニズム運動の戦略だったのかもしれない。 それは、正解だ。 何といっても、女は生まれながらにしてセックスや恋愛のプロフェッショナルだ…

「近傍と確からしさ」さんのコメントで考えたこと

僕が内田氏の批判を続けていることに賛成してくれる友人は、今のところいません。 「おまえにはおまえの世界があるのだから、それを書いてゆけばいいではないか」と彼らは言う。何もそんな耳障りなことを書くこともないだろう、と。 しかしそんなことを言わ…

内田樹という迷惑・上野千鶴子という問題

日本でいちばん有名なフェミニストといえば、上野千鶴子氏でしょうか。 彼女は、「スカートの下の劇場」という刺激的な本を出しているくらいで、女であることの自覚と、社会的な性規範によって「女にされている」こととはまた別の問題である、という意識を持…

内田樹という迷惑・あきはばら

そりゃあ、こんな殺され方をされたらたまらないに決まっている。悔やんでも悔やみきれないに決まっている。 怖かったろうと思う。 酷い事件だと思う。 だけど、こんな事件が起きるたびに、犯人という「人」を憎んだり蔑んだりして、なんだか特別に劣悪な人間…

現代人は「風雅」の伝統を失った、などとかっこつけてほざいていやがる。 内田氏のブログでの話です。 家事労働の中の「風雅」。廊下を拭き掃除するときの洗練された体の動きとか、隅々まできれいにできる心配りとか、そういう風雅を持った生活術を明治の文…

内田樹という迷惑・武道と哲学

内田氏は、杖術とかいう古武道もやっているのだそうです。 ひとりで素振りのようなことをしていると杖と腕が一体化する体感が生まれてきてどうのと、なんだか教科書みたいなことを得意げにブログで説明していました。 面白くも何ともない。そんなことは哲学…

「ためらいの倫理学」の中で、内田氏は、こう言っています。 ______________ 世の中にはもっと大事なことがいくらでもある。暇さえあれば「セックス、セックス」と言い募っている人たちは、よほどそういうことが好きなのだろう。・・・・・・私は「そ…

内田樹氏の言説は、インポの論理だと僕は受け取っている。 いや、彼の性生活のことなんか知らないですよ。あくまでその言説が人をインポにしてしまうような論理だ、と言いたいのです。 それが具体的に表れている文章は、「ためらいの倫理学」にあります。 彼…

内田樹という迷惑・未来のことはわからない

このブログで僕はろくでもないことをわめきちらしてばかりなのだから、いつ炎上しても文句はいえないと思っています。ひとまず、これを読んだすべての人が僕のことを軽蔑し、誹謗中傷が殺到することはあるかもしれない、と覚悟して書いている。 しかし今のと…

文学通を気取るなら、もうちょっとましなことが書けるだろう、と思う。 ドストエフスキーやフィッツジェラルドやロラン・バルトなどの固有名詞を出すことだけが文学批評でもなかろう。 内田樹氏にとっての「テキストを書く」という文学行為の本質は、いかに…

内田樹という迷惑・生きることの意味について

「生きることの意味」などというものがあるのですか。そんなものを、あなたは知りたいですか。この世の中には、そんな嘘くさい思い込みに淫して生きた結果として、鬱病になったりボケ老人になったりEDになったりするのではないだろうか。 内田樹氏は「街場の…

閑話休題・バスルームとスタジアム

1 バスルームを仕事場にしている女が休日にサウナに行って骨休めするというのもなんだか変な話だが、それがこの一年つづいた彼女の暮らしの習慣だった。 まあ、ホストクラブ通いするよりはずっと健全だといえるかもしれない。 小さいころから、長風呂だった…