三浦瑠麗といういけ好かない女と天皇制の問題

1・三浦瑠麗という名の勝ち組の政治オタク 彼女は、おしゃべり上手な政治オタクになることによって勝ち組の女になることを目指した。 彼女にとって政治的な知識は勝ち組になるための道具にすぎなかったわけで、政治に対する純粋でひたむきな探究心はなかっ…

「おたがいさま」の精神としてのれいわローテーション

3 彼らにとって山本太郎やれいわ新選組はなぜ目障りであるのか。 上から目線でれいわを非難する知ったかぶりした政治オタクのインテリやインフルエンサーたちとは、いったいどんな人種なのだろうか? れいわを応援するやつらなんかバカな女と人生の敗残者ば…

世の政治オタクが正義ぶって裁くれいわローテーション…その2

2 弱小政党の必死の抵抗としての… そのアイデアは、憲法や選挙制度や議会制民主主義に反している、と知ったかぶりした世の政治オタクのインテリやインフルエンサーたちが言う。 それは、現在のこの国の状況における正義であり正論であり、確かにそうかもし…

孤立無援のれいわローテーション……その1

1 れいわ新選組は、水道橋博士の議員辞職を受けて残りの任期を5人で回すという奇策を発表した。 で、れいわ支持者以外のすべての層からの批判が殺到している。 まあこのことの良し悪しは、僕にはわからない。メリットもデメリットもあるのだろう。 でもわ…

「エンドレスの哀歌」…山上徹也とひろゆきとロストジェネレーション

先日暇空茜という人が、ツイッターで「仁藤夢乃のコラボというNPO団体は、東京都からの補助金を不正に流用している」と騒ぎ立てたのだが、監査の結果、特に不正はなかったらしい。 そりゃあ経理上の細かいミスの二つ三つはあるだろうが、そんなことはどんな…

2022年の「気分はもう戦争」から、2023年の「気分はもう敗戦」へ。

二年ぶりの更新です。 ほんとうは続けたいと思っているのに、なんとなくさぼってきました。 そのあいだ、YOUTUBEをやっていました。しょぼい番組だし、まわりの家族や友達みんなから「やめとけ」といわれているから、いちいち恥ずかしさと後ろめたさが付きま…

2022年の「気分はもう戦争」から、2023年の「気分はもう敗戦」へ。

二年ぶりの更新です。 ほんとうは続けたいと思っているのに、なんとなくさぼってきました。 そのあいだ、YOUTUBEをやっていました。しょぼい番組だし、まわりの家族や友達みんなから「やめとけ」といわれているから、いちいち恥ずかしさと後ろめたさが付きま…

2022年の「気分はもう戦争」から、2023年の「気分はもう敗戦」へ。

二年ぶりの更新です。 ほんとうは続けたいと思っているのに、なんとなくさぼってきました。 そのあいだ、YOUTUBEをやっていました。しょぼい番組だし、まわりの家族や友達みんなから「やめとけ」といわれているから、いちいち恥ずかしさと後ろめたさが付きま…

この国に戦う民衆はいるのか?

アメリカはようやく新しい大統領が就任式を終えたようです。 この国では、いまだにトランプ派の一発逆転の秘策があるのだというようなことをいっている人がいるそうだけど、とにかくアメリカにはトランプ政治にうんざりしている市民がトランプ派よりももっと…

知ることと、考えることと、気づくこと

コロナが怖くて、じっと家に閉じこもっています。 自分のようなみすぼらしい年寄りは、もし罹ったらきっと死ぬだろうな、と思っています。 でも世の中は、年寄りほど無防備でマスクを着けていなかったりします。 しかしそれは、べつに度胸があるとか、達観し…

コロナ会食と論語

コロナ自粛が叫ばれる今、菅首相が銀座の高級ステーキ店で一人5万円のステーキ料理を有名人7・8人と会食した、ということが話題になっているというか、批判されたりしているようです。 そりゃあまあ、バカなやつらだ、という感想は僕だって抱きますよ。 …

無防備な民衆社会に付け込む権力社会

総理大臣が変わっても、この国の政府のコロナ対策は、いぜんとして迷走を続けているみたいです。 まあ民衆の態度だって、僕自身も含めて「なんだかなあ」という感じで、いまいちはっきりしない。日本人のダメなところが一挙に噴き出している、ということでし…

フェイクニュースの水源

現在のこの社会にはなぜフェイクニュースがはびこるか、という問題は、どのようにして克服してゆけばいいのでしょうか。 人間は「嘘」が好きな生きものです。 彼らは、きちんとファクトチェックされても、全然へこたれない。 なんだか、神は存在するかどうか…

市民社会とはどんよりとした人々の群れのことか?

コロナ第三波の到来、やばそうですね。 寒くなってきたのだからとうぜんで、この先どうなってゆくのでしょうか。 僕のようなみすぼらしいジジイは、もし罹ったらもう死ぬことを覚悟するしかありません。 おまえみたいな役立たずの年寄りの命なんか何の値打ち…

「鬼滅の刃」というアニメがヒットしているらしい

われわれ団塊世代のように戦後の右肩上がりの時代をそのままリアルタイムで体験してきた世代にとっては、この二~三十年のこの国の停滞ぶりというのは、どうなってしまったのだろうと思うばかりです。 世の中の景気が悪くなってしまったということ以上に、人…

アメリカの大統領選挙のこと

アメリカの大統領選のことをちょっと書いてみます。 この国のネット社会では、バイデン陣営が不正選挙をしているという話がものすごく盛り上がっているようです。 おかしな現象です。 アメリカではトランプ陣営が騒いでいるだけで、ほとんどのマスコミは無視…

日本学術会議騒動についてのもうひとつの感想

ネトウヨは、すぐ金の話を持ち出す。 日本学術会議はわれわれの血税10億円を不正に使っているとかなんとか。 でも、起源としての税は、見返りなんか求めない純粋な「捧げもの」であったのです。その始まりは死者を埋葬するときの副葬品だったわけで、そこ…

せめてものプロテスト

内閣による日本学術会議への人事介入に抗議して、菅野完という作家が官邸前でハンストをしています。 菅内閣のこの暴挙は、平たくいえば学問の自由に対する冒涜ということになるのでしょうが、欧米のメディアなどもそろって、人類の英知に対する挑戦だという…

幻滅……われわれに未来はあるのか?

菅内閣が,今までの慣習を破って、日本学術会議が推薦した新メンバー100人くらいのうちの、特定の6人の任命承認を拒否した、ということが話題になっています。 これは、天皇が内閣総理大臣の任命承認をするという慣習の手続きを拒否するのと同じことでし…

嘆きの哲学と哲学の嘆き

安倍総理がやめて、今度は菅総理になるらしい。 この先の世の中はいったいどのようになってゆくのでしょうね。 いずれにせよ僕にとっての不愉快な政治状況はまだまだ続くらしい。いや、もっとひどくなるのでしょうか。 あの人は、他人を信じていない。他人を…

民衆は政治の話をするべきか?

人とかかわりたい気持ちはないわけではないが、世の中の政治経済の話をするのはめんどくさい、という気持ちがあります。 そしてこれは、平均的な日本人の心模様ではないかと思えます。 でも、こうやってブログを書いたりユーチューブを見たりしながらネット…

この生の後始末

れいわ新選組が、ネット界隈で変な騒動を巻き起こしました。 発端は大西つねきという人の「命の選別」発言で、「政治の仕事は命の選別をする責務を負っていて、老いた人から順番に死んでいってもらわねばならない」というような趣旨でした。 まあ素直に謝っ…

学びたいこと

都知事選が終わりました。 もちろん無残な結果でした。 あんなにもいかがわしい人間がのうのうとのさばっているこの社会のしくみというのはほんとになんなのでしょう。 小池百合子がいかがわしいのは小池百合子の勝手だけど、それにうんざりしない現代人の心…

ようやく更新

更新が久しぶりになってしまいました。 この数か月、コロナのことしか書いてはいけないような強迫観念がずっと続いていて、だんだん書くのが面倒になってきてしまいました。 僕なんかもう、いつ死んでしまっても文句を言えない身だし、とくにコロナのことを…

「あいまい」の文化

1 この国の政府のコロナ対策は、いぜんとして迷走を続けている。民衆の態度だって、僕自身も含めて「なんだかなあ」という感じで、いまいちはっきりしない。日本人のダメなところが一挙に噴き出している、ということだろうか。 自粛のための補償など何もせ…

知識をため込むことと思考をすること

1 非常事態宣言になってYoutubeを見る人が増えているらしい。このまま続けば配信する側に回る人も増えてくるのだろうか。 僕もこのごろ歴史とか哲学思想の学術系ジャンルをよく見るのだが、読んだ本の解説をしているだけのものが多い。で、売れるか…

「民衆」とはだれか?

1 民衆とは愚か存在である。しかしその「愚かさ」の向こうに、この世でもっとも深く豊かな知性や感性が生成している。 このブログの目的というかモチベーションは、十代のバカギャルから東大教授までを対象に問題提起してゆくことにある。 人類学や日本文化…

コロナと直立二足歩行の起源

1 こんなご時世だからコロナウイルスのことを書かねばという強迫観念は依然として続いているのだけれど、僕に書けることなどたかが知れているから、途方に暮れてしまう。 どうすればいいかとということなどまるでわからないし、これからどんな世の中になる…

疫病と祈祷

1 コロナウイルスのことを考えると、この国の政府・官僚の醜悪さばかり気になってうんざりしてしまう。それでも考えるのが人としてのたしなみだという強迫観念も付きまとうのだが、ひとまずこのブログのテーマである「人間とは何か」とか「日本人とは何か」…

「もう死んでもいい」と思うしかないのか

1 ここまで世界のコロナウイルス感染が進めば、われわれ低所得者層の老人はもう、死を覚悟するしかない。最終的には人類の7割が感染し、感染した老人の3割は重篤化して死んでゆく、といわれている。ワクチンができるまでにあと2年かかり、そのあいだにウ…