感想・2018年9月16日

<宣伝です>
やっと、「キンドル」から電子書籍を出版しました。
『試論・ネアンデルタール人はほんとうに滅んだのか』
初音ミクの日本文化論』
それぞれ上巻・下巻と前編・後編の計4冊で、一冊の分量が原稿用紙250枚から300枚くらいです。
このブログで書いたものをかなり大幅に加筆修正した結果、倍くらいの量になってしまいました。
『試論・ネアンデルタール人はほんとうに滅んだのか』は、直立二足歩行の起源から人類拡散そしてネアンデルタール人の登場までの歴史を通して現在的な「人間とは何か」という問題について考えたもので、このモチーフならまだまだ書きたいことはたくさんあるのだけれど、いちおう基礎的なことだけは提出できたかなと思っています。
初音ミクの日本文化論』は、現在の「かわいい」の文化のルーツとして日本文化の伝統について考えてみました。
ネアンデルタール人のことも日本文化のことも、既成の言説に対して「そうじゃないだろう」と思うことがたくさんあって、書きたいことはほかにいくらでもあります。
異議申し立てというか、人類史におけるあれこれの起源論とか、神道論や天皇論ややまとことば論や、すべて現在的な問題として提出したいという思いがあって、これからも逐次電子書籍を出してゆくつもりです。
もし気が向いたら、読んでみてください。
値段は、
『試論・ネアンデルタール人はほんとうに滅んだのか』上巻……99円
『試論・ネアンデルタール人はほんとうに滅んだのか』下巻……250円
初音ミクの日本文化論』前編……250円
初音ミクの日本文化論』後編……250円
です。なお、18日5時から上巻および前編を5日間の無料キャンペーンにしています。
値段をどれくらいに設定するかはなやましいところですが、まあこんなものかなあ、という感じです。一冊も売れないのなら、値段をつけるなんて、厚かましい話ですよね。
どうなることやら……。
今朝は、涼しい秋風が吹いて、うろこ雲が出ています。