2014-08-19から1日間の記事一覧

喪失感と華やぎ・かなしみとときめきの文化人類学2

1 人は、「世界の終わり」から生きはじめる。 実の世界と虚の世界、虚実の皮膜などともいう。焚き火の火を眺めていると、心は虚の世界に浸され和んでゆく。虚=死の世界と親密になってゆくことが、原初以来の人類の生きる作法だったのであり、それが日本列…