2012-05-08から1日間の記事一覧

「ケアの社会学」を読む・49・みじめでしんどい命

1・上機嫌で生きている、と自慢されてもねえ 人間は、根源において「許されている」存在ではない。誰もが他者を許しつつ、それでもなお誰もが「許されている」という自覚を持つことの不可能性を負って生きている。 生きてあることは、そういう受難なのだ。 …