2009-08-29から1日間の記事一覧

祝福論(やまとことばの語源)・「神話の起源」16

村上春樹の小説は、たぶん自足してゆくことが主題なのだろうと思います。 二項対立を止揚して、一方を排除しながら自足してゆく。 この世界のリアリティを獲得する(取り戻す)ことが救済だ、という。 それに対して、あの世のことがこの世に現れるというかた…