2008-02-15から1日間の記事一覧

まれびと論・31 「かみ」と「もの」

はじめに「聖」と「穢れ」があった、それが古代人の心である、というのが折口信夫の歴史観です。だから、「まれびとの文化」の歴史は、聖なる存在である「神」や「貴人」をもてなすことから始まった、という認識になる。 まず原初的な聖なる心(魂)が発見さ…