2007-10-13から1日間の記事一覧

「御霊信仰」の原像 ―怨霊と祟り―・14

他者の差異性を祝福すること。日本人には「他者」がない、とよくいわれるが、縄文人はどの民族よりも男と女の非対称性を意識していた。日本列島にはそういう伝統がある。 1万年前からの8千年間、縄文人は男と女が別々に暮らしていた。男は山野をさすらい、…