2007-09-09から1日間の記事一覧

河童の原像

「異人論」の著者である小松和彦氏は、「民俗学は、ナイーブな民俗社会賛美だけにとどまるのではなく、“忌まわしい部分”もちゃんと把握しておかなければならない」という。それは正論です。しかしその根拠が、民俗社会の人びとがその心性の根底に抱えている…