2007-05-07から1日間の記事一覧

古事記の世界観Ⅳ

さすらいびとがさすらう心で定住してゆくこと、これが、弥生時代以来奈良盆地で始まった定住の歴史だった。彼らは、古事記において、さすらう心を表現した。奈良盆地に住みよい条件など何もなかった。さすらう心をいざなう景観だけがあった。彼らは、さすら…